ぐっすり寝たのに朝起きてみたら首が痛い、
肩が凝っている…そんな経験はありませんか。
もしそうなら枕が合っていないのかもしれません。
首や肩のコリの原因は様々ありますが、
意外と枕との相性も大事。
枕は毎回、最低でも連続で6〜7時間は使うアイテムですから、
それがもし合っていないと予想以上に首や肩に悪影響があるんですね。
実は、人は寝ている時、体重の約8%もの重さが頭部にかかると言われています。
それを合わない枕で支えていたら、
いかに体に負担があるかお分かりでしょう。
その為、仮に日中せっかく首や肩のコリを解消しても、
枕が合っていなければすぐに肩こりは再発してしまいます。
それに、枕が合わないことのデメリットは肩こり以外にも
頸部を圧迫することによる頭への血流の悪化、それによる頭痛も。
ちなみに頭痛の場合は、枕が低すぎたり固すぎる場合が多いです。
それ以外にも実は腰痛にも関係ある枕。
一見、枕と腰は無関係に見えますが、
背骨は頸椎までつながっている為どこか1か所が歪むことで
腰に痛みが出る場合があります。
ちなみに、腰痛を起こす場合は枕の固さより高さが関係してくるようです。
それと、もしイビキに悩まれている方がいましたら枕が高すぎの可能性大。
ではこれほど体に影響を及ぼす枕、
どうやって自分にぴったりの物を選べばいいのでしょうか。
一般的に理想とされるのが「仰向けになった時に、額より顎が5度下がった状態」
「横向きになった時に背骨がまっすぐになった状態」だと言われています。
日頃から首や肩のコリでお悩みの方は、正しい治療と同時に、
枕にも少し注目してみてくださいね。
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