こりで意識する骨といえば肩甲骨が有名ですが、
実はもう1つ意識して頂きたいのが「鎖骨」です。
鎖骨の下の部分を鎖骨に沿って指圧してみて固く張っていたり痛かったら、
あなたの鎖骨周辺は凝っています。
鎖骨周辺がこる主な原因は、
猫背やパソコン作業など肩が前に出る「巻き肩」の状態が長く続くこと。
そういった姿勢の自覚がある方は特に意識して鎖骨周辺をほぐしましょう。
まず両肩にそれぞれ指をそえ、
その形のまま腕を後ろにゆっくり5〜10回まわしてください。
次に、2〜3本の指で鎖骨のすぐ下のラインを円を描くように軽く押しながらマッサージします。
その際、特に痛かったり凝りを感じるポイントがある時は、
そこをぐっと指圧します。
最後に鎖骨の終わりと脇の間にある「小胸筋」という筋肉、
ここは殆どの人が押すと「痛気持ちいい」と感じる凝っているポイントですから、
ここも念入りに指圧してほぐしていきましょう。
小胸筋は肩甲骨につながっていることと、
呼吸の補助をしてくれる筋肉でもあるので、
ここがほぐれると深い呼吸ができるようになるだけでなく肩甲骨の緊張も軽減させる効果が期待できます。
鎖骨は体の前面にあり肩甲骨などに比べ自分でマッサージしやすい部分ですから、
仕事や家事の合間でも手軽にマッサージが可能です。
こまめにケアしていきましょう。
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