夜寝ている時や、起きている時でも、ふとした瞬間に突然足や足の指がつるという方いらっしゃいませんか。
足がつるのには色々と原因があり、中には糖尿病や脳梗塞など重大な病気の可能性もありますが、
とりあえず今回は病気以外の要因で起こる「足がつる」という現象について、原因や対策をご紹介しましょう。
「足がつる」というのを最も簡単に表現するなら、足の筋肉の痙攣です。
私達の体には心筋・平滑筋・骨格筋という3種類の筋肉があり、
心臓の近くにある心筋や胃や腸など内臓周辺に多い平滑筋は、自分の意思で動かせない不随意筋と呼ばれるもの。
私達の意思で動かせるのは、残る「骨格筋」と呼ばれる筋肉です。
骨格筋は手足・腹筋・背筋などまさに普段自分達が意識して動かしている部分の筋肉ですが、
この骨格筋に対して何らかの理由で神経伝達の異常が起こり、自分の意思とは関係なく筋肉が痙攣すること…
これこそが「足がつる」なんですね。
その予防策として、適度な運動で足の筋肉をつけ、ストレッチで筋肉を伸ばして血流を改善させ、のんびり湯船につかり体を温め、
水やミネラルをこまめに補給すればいいということ。
全部一気にやるのは大変そうですが、1つ1つは小さな心がけで出来る簡単なものばかりです。
少しでもいいので気を付けてみてください。
尚、もし足がつった場合は、ストレッチをして足を伸ばしたあと痛みが残る場合は患部を温めて安静にしておきましょう。
お水を飲むのも忘れないでくださいね。
就寝中によく足がつる人は、寝る前にストレッチをしておくと予防効果が期待できます。
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