■変形性関節症とは?
関節は軟骨の働きで滑らかに痛みなく動きますが、
この軟骨が摩耗し関節の炎症や変形が起きると、
痛みや可動域が狭くなるといった症状がでます。
患者数は2500万人以上と推定されています。
■変形性膝関節症の原因・症状・治療
年齢と共に軟骨は、弾力性を失い摩耗し関節炎を起こします(加齢変化)。
さらに体重増加は膝への負担を大きくし、炎症や変形を助長します。
初期の特徴は「歩き始めの痛み」。
動作の始めに痛み、
動きだすと緩和する傾向にあります。
そして進行と共に膝に水が溜まったり痛みが増し、
末期には外見からもわかる変形や安静時痛が起きます。
治療法は消炎鎮痛剤の内服や、
ヒアルロン酸製剤の関節内注射。
治療効果がなく生活に支障がある場合には、
人工関節置換術といった手術が行われます。
■変形性膝関節症の予防
この病気は、膝への負担を減らすことで進行を遅らせることができます。
また、水中ウォーキングや臥位・座位での足挙げ運動で、
大腿四頭筋を鍛えるのもおすすめです。
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