医学的に見ると高血圧や高脂血症などの病気は、
お酒を飲む人ほど増えていきます。
一方で、お酒をまったく飲まない人と少量飲む人をくらべると、
少量飲む人の方が虚血性心疾患・脳梗塞・Ⅱ型糖尿病といった
病気や死亡率も少ないというデータも。
ただし、飲酒量が増えれば、
どの病気のリスクも死亡率も高くなっているため、
その点には注意が必要です。
■お酒の適量はどのくらい?
厚生省では「純アルコールで1日平均20g程度」を
節度ある適度な飲酒量と定めています。
具体的には、日本酒1合・ビール中ビン1本・チュウハイ
(7%)350ml缶・ワイン2杯がちょうどいい量です。
■寝酒はダメ!
寝る前のアルコールは、夜中に起きてしまう中途覚醒の原因になります。
利尿作用もあり、夜中のトイレの原因にも。
晩酌をする場合は、
寝る前に酔いが冷めるよう量や時間を調整しておきましょう。
■アルコールと上手に付き合う
節度ある飲酒は病気の割合も減り、
悪いことばかりではありません。
赤くなりやすい人はお酒に弱い、
男性より女性のほうが許容量が少ないなど、
体質によってお酒に強い弱いというのもありますので、
自身にあった飲み方でお酒の席を楽しんでください。
Comentários