top of page
執筆者の写真ながおけひさし整体

なで肩といかり肩

肩こりの予防や改善には正しい姿勢と適度な運動とストレッチが有効なことはご存知でしょう。


ただ、肩こりに関して言えば、もう1つ意識すべきポイントがあります。


それが、「なで肩」か「いかり肩」か。


肩のラインの違いによって、肩こり解消のためにやるべきことが違う!というのがポイントです。


いかり肩は、腕や肩を持ち上げる僧帽筋の上部繊維と、

肩甲骨を上に引き上げる肩甲挙筋が縮まって硬直しています。


一方のなで肩は、僧帽筋上部繊維の筋力が低下し伸びてしまい、

腕の重さに負けて肩が下がった状態。


よく「なで肩の人は肩がこらない」と言われますが、

凝り方のタイプが違うだけで実はどちらも肩がこっています。


ただ、いかり肩は筋肉が硬直しているため凝りを感じやすく、

マッサージにも気持ちよさを感じやすいのです。


一方のなで肩は、逆に僧帽筋が伸びてしまっているのでマッサージすると状態が悪化するだけでなく、

気持ちよさを感じにくいため「肩が凝っていない」と誤解するのでしょう。


適したストレッチは、いかり肩の人は頭を横に倒し耳を肩に近づけながら顎を少し上げて、僧帽筋上部を伸ばします。


なで肩の人は、肘を90度の角度に曲げて腕を開き、

肘と肩の角度を変えないように肩甲骨ごと腕を上げて3秒キープを20回。


これで僧帽筋上部繊維を鍛えるのがオススメです。

閲覧数:688回0件のコメント

最新記事

すべて表示

★頭痛が起きた時の対処法

頭痛にも種類がありますが、 長時間のスマホやパソコン使用で首が前傾姿勢になり、 首や肩の筋肉が緊張することで起こるのが「緊張型頭痛」。 予防には、姿勢を改善して首から肩への負荷を減らし、 筋肉にたまった緊張を普段からほぐすことが大切です。...

★足底筋膜炎

最近、歩く時に足の裏が痛む…。 特に朝の1歩目の痛みが酷い…。 そんな症状がある方は「足底筋膜炎(=足底腱膜炎)」かもしれません。 私達の足裏には、 指の付け根から踵までをつなぐ足底腱膜という分厚い膜があります。 この膜は普段、土踏まずを支え、...

★逆流性食道炎

■逆流性食道炎とは? 逆流性食道炎とは、 おもに胃酸を含む胃内容物が食道内に逆流し長時間停滞することで、 食道粘膜が刺激され粘膜障害が生じた状態をいいます。 人口の10%~20%にみられる頻度の高い疾患で、 食道腺癌のリスクともなります。...

Comments


bottom of page