■五十肩とは?
俗にいう五十肩は、
肩関節を構成する周囲組織が加齢や肩を酷使することで炎症を起こし、
痛みや肩を動かしにくくなる状態のこと。
ひどくなると周囲組織が癒着し、
肩関節の動きが悪くなる「凍結肩」になります。
痛みで様々な動作が出来なくなり、
就寝時の夜間痛も特徴的な症状のひとつです。
■五十肩の治療
痛みが強い炎症期には、
安静が大切ですが、
まったく動かさないでいると「拘縮」といって、
関節が固まってしまうので要注意。
肩を振り子のようにゆっくり回す軽い運動などを、
痛みのない範囲で行うと良いでしょう。
炎症期が終わり、痛みが改善する時期からは、
積極的に肩の運動や、
ホットパックなどの温熱療法といったリハビリを行い、
肩の動きを徐々に改善させていきます。
また入浴によって体を温めたり、
リラックスしたりしても治療の助けになるでしょう。
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