■テニス肘とは?
手首を反らす筋肉である短橈側手根伸筋(たんとうそくしゅこんしんきん)が、
肘の骨の付着部で炎症を起こし、
肘の外側が痛くなった状態です。
加齢に伴い硬くなった腱(けん)に、
繰り返しストレスがかかることで起こります。
テニスのバックハンドでボールを打つ動きで
この筋肉への負担が過剰になるためテニス肘と呼ばれますが、
手をよく使う人であれば誰でもなる可能性があります。
■テニス肘の症状
肘を動かさなければ痛くありません。
手でモノを掴んで持ち上げようとしたり、
タオルを絞ったりすると、
肘の外側から前腕にかけて痛くなります。
特に、手首を反らすような動きで痛みが現れます。
■テニス肘の治療
安静が一番の治療です。
安静にするのが難しい場合は、
テニス肘用のバンド(エルボーバンド)を使用して、
手の筋肉にかかる負担を減らすとよいでしょう。
また、筋肉が硬い状態が続くと悪化しやすいので、
毎日手首を倒したり反らせたりするようなストレッチで、
筋肉を緩めてあげましょう。
Comments