■高血圧では、なにが困る？
通常、高血圧の症状はほとんどありません。
しかし、血圧の高い状態が続くと、
心臓や血管に障害を与え、心臓・血管の病気、
腎臓病、認知症など、さまざまな疾患のリスクになります。
まず自宅で、安静時の血圧を測定してみてください。
健診で高血圧と言われても、普段の安静時では血圧が高くない方もいます。
血圧の測定方法は、
①手首型は不正確となりやすいので、上腕血圧計を使用する
②朝は起床後１時間以内の朝食前、夜は寝る直前の２回測定
③トイレを我慢していると血圧が上がるため、
トイレを済ませ、椅子に座り、机に手をのせて、
心臓と同じくらいの高さで血圧計を巻いて測定する
④２回測定して平均を記載。
自宅血圧が１３５／８５以上が多いようなら、
一度受診して相談しましょう。
喫煙や過度の飲酒、食べ過ぎ、塩分の摂り過ぎ、
運動不足など、生活習慣を見直すことで、
血圧が改善することも多く、
中には内服治療が不要となる方もいます。
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