■定期摂取への動きが進んでいる
集団感染しやすいため、
子どもの予防接種スケジュールに組み込まれ、
任意接種ワクチンとして2回の摂取が推奨されています。
現在は、早期定期接種化の要望書が出されています。
■症状や移りやすい時期
耳から顎の下あたりの耳下腺や唾液腺がウイルス感染することで起こり、
腫れ上がります。
腫れる前日~腫れて3日後までが、
もっとも他の人に移りやすい時期。
唾液腺の腫れは症状が出始めて1~2日がピークで、
食べたり飲んだりつばが出るときに痛みが強く、
1週間程度でよくなります。
■大人の場合は要注意!
大人は症状が強く出やすく、
3割の男性で精巣炎、
女性では卵巣炎にいたります。
不妊との関連はないといわれていますが、
妊婦がなると流産にいたる可能性もあるため注意が必要です。
そのほか、脳炎・無菌性髄膜炎・膵炎など合併症のリスクがあり、
稀に脳炎や髄膜炎では難聴や顔面麻痺といった後遺症が残ることもあります。
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